オートメーション化の先にあるもの
人間が目指したオートメーションの世界は、これまで強いられた各種の労働を削減し、私たちの暮らしを豊かにしました。しかしオートメーション化をしても依然残る核となるもの、それが私たちの目指す知識と技能です。時にはその知識や技能を活かし、更なるオートメーション化を進めることもありますが、経験となって蓄積こそすれ、なくなることは決してありません。
技術資料とは
ここでいう技術資料とはオーナーズマニュアル、サービスマニュアル、パーツカタログなどの総称です。オーナーズマニュアルはユーザーに取扱い方法を、サービスマニュアルはサービスマンに整備手順を説明するものです。またパーツカタログは部品の受発注に使用されます。
それぞれの資料特性に合わせて、企画から納品までそれぞれ専門のスタッフが業務を行っております。
技術資料の作成には4輪車や2輪車の整備知識・実務経験がとても有効です。弊社でも元整備士達がこれまでの経験を日々の業務に活かしています。
制作の流れ
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日程の調整、準備して頂く資料などについてもこちらからご提案致します。
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実機で部品形状や取り付け状態を確認しながら資料としての写真撮影を行います。
同時にイラスト作成に必要な材料集めのためにも撮影します。 -
整備知識・経験を基にライターが要点を押さえた原稿を作成します。
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現物取材はもちろんのこと、図面・写真からでも見やすく分かりやすいイラストを描きおこします。
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レイアウトソフトを使用して、ページレイアウト・組版を行います。
その他付随するイラストや画像に関する処理作業も行います。 -
経験豊かな校閲が文章や図版の確認・修正を行います。
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万全な機密保持体制の下、お客さまご指定の納品形態にて納品致します。
※印刷物の納品のほか、電子データによる納品・配布にも対応致します。
発注をお考えの担当者へ
弊社では主に4輪車、2輪車、汎用製品に関するオーナーズマニュアル、サービスマニュアル、パーツカタログなどを作成しております。御社のデータ・システム形式に応じたご提案させて頂きます。詳細はお気軽にご相談ください。
アナログからデジタルへ - それでも変わらぬモノ -
現在はテレビですらアナログからデジタルへの移行が進む時代。テクニカルイラストレーションの分野も例外ではありません。
ロットリングを握った手書きからIllustratorやCADを使用したデジタル化が進んでいます。弊社テクニカルイラスト部門でもその流れを踏襲する形で、必要とされる新たな技術/TOOLを吸収・駆使し日々の業務に取り組んでおります。
しかし、それら技術/TOOLがいかに変化しようとも「変わらないモノ」。それは私たちがイラストに傾ける情熱と、図面や取材から的確に完成予想図を作成する熟練の技です。
テクニカルイラストとは
テクニカルイラストとは、主に工業製品の形状、構造、機能などを正確に分かりやすく表現したイラストのことです。取扱説明書、カタログ、マニュアルなどに用いられます。
テクニカルイラストのメリット
図面だと分かりずらい形状も、立体イラストにすることで効率よく簡単に理解することができます。
写真での説明と違って、イラストでは必要のないものは省略・簡略化ができ重要な部分を強調し、より分かりやすく説明することができます。
対応データについて
現物取材はもちろん、図面・写真・3Dデータなどからでも見やすく分かりやすいイラストを作成します。お気軽にご相談ください。